デジタルカメラによる星空の撮り方 きれいな星空を印象的に撮る/牛山俊男
牛山氏について(Amazonの著者紹介より)
牛山俊男:自然写真家・環境カウンセラー。1961年長野県生まれ。山梨大学卒業。環境コンサルティング業務に従事したのち、1999年からフリーの写真家として活動を開始。星空風景を中心としたネイチャーフォトの撮影・発表を軸に、講演会や映像ライブ、星空観察会を展開している。南アルプス、八ヶ岳、奥秩父、富士山周辺などが主な撮影フィールド。『小学館の図鑑NEO 星と星座』『星の地図館』(小学館)、『天文ガイド』(誠文堂新光社)などで多くの写真を提供。
本について(Amazonより)
- 商品パッケージの寸法: 20.8 x 14.8 x 1 cm
まだ半分くらい(Part3の途中)までですが、ここまでの印象を。
まずは本の外観ですが、装丁は安物感もなく非常に良いですね。
ちょっとつるつるしてるので滑りやすいですが(;´∀`)
中身の印象ですが、カラー写真が豊富で眺めるだけでも楽しいです。
惜しむらくは見開きでの写真、ページの真ん中が見づらいです。
きれいな本なので、ガッツリ開いて折り目をつけたくない・・
しかしこのクオリティで1680円というのは安いと思います。
そして内容ですが、Part1で撮影機材・方法について書かれています。
初心者にはちょっと取っ付きにくく難しいかもしれませんが
多少デジカメの知識があれば分かりやすいかなと。
易しい文章で書かれているので読みやすかったです。
三脚&デジタルカメラのみで撮影するスタイル、
敷居は低く、入門者にとっては良いですね。
Part2では四季折々の星空写真の撮り方、ポイントについて。
著者の写真を例示しながら、端的にコツが書かれています。
風景を入れての星景写真の構図など、とても分かりやすく
もっと面白い写真を撮れそうだな、と思いました。
あれこれ考えて、どんなふうに撮るか、
事前にシミュレーションするのも楽しそうですね。
Part3は様々なシチュエーションでの作例がたくさん。
こんな撮り方があるんだ、と新鮮な気分になりました。
ちょっとしたテクニックとアイデアで面白い画になります。
となると機材の高い安いだけの話じゃなくなります。
というわけで、ひとまずここまで。
残りを読んだら追記します。
※追記
Part4 旅先で出会った星空、これはもう圧巻ですね。
自分は海外に行ったことがない(パスポート持ってない)んですが
南半球、特にニュージーランドに行ってみたいなあと思いました。
きれいな写真に、ポイントも短くまとめられていて
とても参考になります。
Part5は撮影をより楽しむための工夫、
様々なテクニックがコンパクトにまとまっています。
詳細は本を読んでいただければと思いますが、
テクニカルな部分よりも偶然で撮れた写真が
やはりすごいなと感じました。
ちょっとした工夫やアイデアでより印象的な星景写真を撮りたい。
そんな方におすすめの一冊です。