小一時間でさくっと読了。
嫌われない毒舌のすすめ/有吉弘行
5年ほど前の本です。
有吉って復活してからもうそんなに経つのか~と思いつつ。
まあテレビほとんど見ないんで、活躍ぶりはよく知らないんですが。
本文にもあるように、「人たらし」のテクニックが書かれてます。
ハウツー本とほとんど変わらないノリですね。
とはいえ、あくまで有吉弘行本人の処世術なので
気軽に真似できるようなもんじゃないです。
というか下手に真似ようものなら総スカン間違いなし。
(そのへんも本文でわりかし丁寧に触れてます、けっこう良心的)
有吉ってこんなふうに生きのびてきたんだー、とか
有吉視点からだとアレはそう見えてんのかー、とか
芸能界ってそーゆーとこあるんだー、ってな具合に楽しむ一冊なのかなと。
個人的に面白かったのは有吉の出自というか家庭環境ですね。
単に厳しいってんでなく、独裁的?な親の元で育って、
まーそれに適応する過程で現在のような立ち回り方を身につけてきたと。
そういうプロセスを自覚できてて
ある程度客観的に書けてるのが面白かったです。
自分の性格や思考パターンを考えると絶対に真似できないですが(笑)