こだわりも突き抜けると…
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またまた図書館で借りた本です。
宇宙開発関係の著作で有名な松浦さんですが、
この本はちょっと毛色が違っていて、
好きなことを徹底的に突き詰めて
単なる趣味の領域を凌駕していく人々の様が丁寧に描かれています。
収録されていた8編のうち、特に個人的に面白いと思ったのが
2編目に出てくる織田さんの開発した自転車機構「SDV」。
どんな乗り心地なのか試してみたくなっちゃいました。
他にも千葉で蒸気機関車を走らせるアマチュア団体や
キューブサット(サイコロ衛星)を作成する大学の研究室など
読んでいてワクワクしてくる話が多く、とても羨ましい気持ちになりました。
なんて羨ましがってる場合じゃなくて、自分も行動していかなきゃね。
そんな風に思える一冊でした。
コダワリ人のおもちゃ箱