2008年12月19日朝の国際宇宙ステーション通過(東京)
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今回は条件がかなり良く、南西から北東へ明るいISSが横切っていきました。
前回と違って予報時刻もほぼ正確だったのでバッチリ見えました。
南西から出てきた国際宇宙ステーションです。
うみへび座のアルファルドの近くを通り、しし座の胴体を横切っていきました。
ISO400、露出2秒の画像を48枚合成してあります。
元画像では木の枝のあたりから写ってますが、画像を圧縮してあるので潰れています。
また、地球の自転のためまわりの星は少し西へ流れています。
真上あたりを通過しているところです
おおぐま座のしっぽ(北斗七星のひしゃくの持ち手)のあたりを通りました。
北東の空へ消えていく国際宇宙ステーション
そのままだとJTrimでの合成ができなかった(白く潰れてしまった)ので、
元画像の明るさを落としてから合成しました。
GIFアニメにしてフォト蔵にアップしました。
2008年12月19日ISS(国際宇宙ステーション)通過【GIFアニメ】
※リンク先の画像をクリックすると少し大きめのGIFアニメが見られます。
以下は、キャプションなしの画像です。
今回のISS通過はほぼ予報の通りで、5分ほど見えていました。
見え始めの頃は1~2等星くらいの明るさでしたが、高度を増すにつれてどんどん明るくなり、
しし座を通り過ぎるあたりではマイナス等級の明るさになっていました。
金星(マイナス4等)ほどではないけど、木星(マイナス2等)よりは少し明るめに感じました。
東の空は少し白んできていたのもあり、光度の落ちる終盤はだいぶしんどかったですが、
それでも木陰に隠れるまでは見ることができました。
年内の国際宇宙ステーション通過は朝の時間帯になっていますので
予報サイトでチェックして見てみるのも楽しいと思います。
次に東京で条件がいいのは21日の朝5時25分の通過ですね。
今回ほどではないですが、それでもほぼ真上に来るので明るく見えそうです。
チーム森田の“天気で斬る!”でもISSが取り上げられていました。