上野の国立科学博物館 その6
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企画展、ガリレオの天体観測から400年 宇宙の謎を解き明かすの写真です。
入ってすぐ左側。たくさんの体験できるコーナーがあります。
こっちは右側。最新の研究成果がパネルになっています。
正面にはまずすばる望遠鏡の模型が。
コントローラで回転させたり、望遠鏡を動かしたりできます。
こちらはガリレオが使った望遠鏡を再現したものと、
現代の望遠鏡を並べてあって、見え方を比較できます。
光を構成する虹色(スペクトル)について体験できるところ。
分光メガネで光を分解できます。
夜空の星も同じように光を分解してみると、どんな物質でできているのか分かります。
こちらは回折格子。
望遠鏡の先につけて星を撮るとスペクトルが得られ、何でできているのか分かります。
こちらはドップラー効果を体験できる器具。
救急車のサイレンが近づくときと遠ざかるときで音の高低が違う、というやつですが
波長のこの特徴を応用して、太陽以外の星にある惑星も発見されています。
野辺山の電波望遠鏡の模型です。
こちらは赤外線の観測装置を体験できるところ。
赤外線は人間の目には見えない光ですが、
装置を使えば布で覆われている部分も透過して見ることができます。
そこには人間の目には見えないけど
赤外線を出している何かが存在してることが分かります。
こちらはブラックホール(巨大な重力)に引き込まれる様子が再現できる器具。
小さな球がだんだん速度を上げながら吸い込まれていきます。
子供が夢中になってずっとやっていたので、すごい列になってました(笑)
折り返し地点を過ぎて、月周回衛星「かぐや」の模型がありました。
隣には小惑星探査機「はやぶさ」と、小惑星「イトカワ」の模型も。
命名された「イトカワ」各地の地名を記載したパネルもありました。
他にも「ひので」や「あかり」などの模型もあって、しばらく見惚れていました。
こちらは重力レンズ効果を体験できるところです。
巨大な重力を持つ銀河を再現するレンズです。
下の方眼の升目が歪んでいるのが分かります。
すぐ横にはたくさんの銀河の写真があります。
レンズを当てていくと背後の銀河が歪んで見えるのが分かります。
大きな重力は光を屈折させるレンズのような効果を持つということで
これも応用されて、とても遠くにある銀河を見つけるのに一役買っています。
他にも展示やパネルは色々とありましたが、ひとまずこのへんで。
科博の写真はまだありますので続きます。