はやぶさ帰還、そしてカプセル回収へ
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2010年6月13日22時51分(日本時間)頃 大気圏突入が予定されていた「はやぶさ」を、 すばる望遠鏡ではその約8時間前に捉えることができました。薄明の残る西の低い空の西北西側を、高い高度角から地平線に向かって飛び去って行きました。
そして20時ごろにカプセルを分離して・・
突入直前、地球を撮影 はやぶさ最後の1枚
宇宙航空研究開発機構は13日、小惑星探査機「はやぶさ」が大気圏突入の直前に撮影した、太陽に照らされて輝く地球の写真を公開した。
撮影を担当した宇宙機構の橋本樹明教授によると、2時間ほどかけてはやぶさの姿勢を整えて5、6枚を撮影。ほとんどが真っ黒な画面だったが、時間ぎりぎりの最後の1枚に地球の姿が残っていた。約30分後には大気圏に突入し、本体は燃え尽きたとみられる。
撮影したカメラは小惑星「イトカワ」を撮影した際にも使われたが、省エネのためその後電源を切っており、起動するか分からないとされていた。はやぶさは最後の最後まで期待に応えた形になった。
そして22時52分、大気圏突入したはやぶさは燃え尽きました。
NASAが飛ばした観測用航空機によって鮮明な動画が捉えられています。
こちらは海外のニュースで配信された動画。最後まで残ってるのがカプセル。
はやぶさ カプセル落下を確認(NHKニュース、動画あり)
見たぞ、はやぶさの凱旋(速報版)
ニコニコ動画の撮影部隊に同行した松浦さんの記事。
アンテナも持参していて、ビーコン音も感知していました。
そしてカプセルも即発見!いかに精度良く落とせたかが分かります。
ヘリコプターによるカプセル本体の捜索結果について
大気圏に再突入した「はやぶさ」カプセルについて、ヘリコプターにより捜索した結果、日本時間6月13日23時56分にWPA内の予定区域内においてカプセル本体を目視により発見しました。
撮影されたカプセルの画像も公開されました。
ヘリコプターから撮影したカプセル本体の画像について
カプセルは日本時間の今日14時頃回収される予定で、
20時頃にまた記者会見があるそうです。
最後に、話題になったあの動画、完結編です。