だんだんと発売周期が1年より長くなりつつありますが
高橋メインの巻と言っていいとは思いますが、
一番強烈に印象に残ったのがヤマさんです。
「すべて受け入れて 咲き終えた花のように ひっそりと逝くってか?」
「病気は罪じゃないだろ?」
ここで涙腺崩壊でした。
そしてタイガースの面々を前に堂々の、
「奴らを引きずり下ろせ」
シビレました。
こんなこというと不謹慎かもしんないけど呼吸マスクがかっこいい。
13巻で会場に入ってきたときのスコーピオンとダブりました。
さて続いて高橋。
捻くれ具合は相変わらずだけど、それをうまく昇華して
車いすバスケの練習への執念になってますね。
ただ、スピードを得た後にホントの試練があるのかなと。
精神も体も研ぎすまされていく高橋と対照的なのが太った野宮。
トライアウトの時はカッコ良かったのになあ。
でも甘々な挫折も気持ちは分かる。
「悔しくないって さびしいな」
14巻の野宮は全てこれに収束されてますね。
また道が分からなくなってるのかなと。
それにつけても脇役のキャラの立ち方がホントにいいです。
イラッとくるけど憎めないふみか、一皮剥けてきたリョウ、
戸川の開花を待つ長野、相変わらず強烈な原フジ子、
夏美や安積は純粋に応援したくなりますし。
いやー、ホント次が楽しみ・・
って最後に「2016年春発売」っておい(笑)