2008年10月16日の月(月齢16.8)で日本人名クレーターを見る
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特に面白かった地形を拡大してみました。

まずは北の欠け際から。
左から、エンデュミオン(直径125km)、ゲミヌス(86km)、クレオメデス(126km)

エンデュミオンは内部がとても暗いクレーターで、
縁から伸びている影がギザギザになっている様子が分かりました。

クレオメデスは内部や縁にたくさんのクレーターができて複雑な形になっています。
続いて真ん中。
左から、プロクロス(28km)、アサダ(12km)、ナオノブ(35km)、ラングレヌス(132km)

プロクロスは小さいながらも明るく、五角形に見えるクレーターです。
アサダとナオノブは日本人クレーターで、この月齢は陰影ができて見やすかったです。

ラングレヌスはベルギーの学者で、初めて地名入り月面図を書いた人です。
最後は、ペタヴィウス(177km)とフルネリウス(125km)

ペタヴィウスは複雑な中央丘の形と、そこから左下に伸びる谷も確認できました。

月のえくぼを見た男 麻田剛立